『通板(つういた)/痛板(つういた)』

江戸時代、法令(法度)などの通知を板に書いて往来に掲示する「高札(こうさつ、たかふだ)」というものが存在していたことは有名だが、
これと似て非なる、当時としては珍しい参加型の掲示板が江戸城城下には複数存在したことがわかっている。
その掲示板は「意見を記した紙や瓦版などを匿名で自由に貼り付け、それを見た他の者も同様に返信を貼り付けられる」というものであり、
江戸の人々はこれを「通の者が意見を交わす掲示板」、すなわち「通板(つういた)」と呼び、楽しんだという。
しかし、幕末の黒船来航や倒幕運動といった動乱の中で通板の議論もどんどん過激で険悪なものに変化していき、
「罵勝達(ばかった、相手を罵倒し勝利宣言をする者達のこと)」などの無法者の台頭、相次ぐ通板の放火炎上事件等の発生によって
やがて通板は「痛々しい掲示板」、すなわち「痛板(つういた)」と揶揄されるようになり、その後明治維新の波に呑まれ廃れてしまったことがわかっている。

現代、インターネットにおける人気SNSの一つにツイッター(Twitter)というものがあるが、匿名かつ無料で簡単に交流できることや
バカッターと呼ばれる者達による炎上事件などを加味して考えると、上記の通板(痛板)が名前の由来である事は自明である。
なお、ネット上で批判が殺到する「炎上」という言葉の由来は「通板の炎上」によることはすでにお気付きかと思うが、
ポジティブ的な話題拡散の「バズる」という言葉も、もともとは通板において「場の話題を釣り上げる(かっさらう)」という意味を持つ
「場釣る(ばづる)」が由来となっていることを参考までに記しておきたい。


民明書房刊『つぶやき鳥クロニクル〜Tweet or Tweet!』より









ツイッター(Twitter)
はじめました。
アカウントは@udegoboulが取れたので、幸いながらブログと一緒になります。
リンクは https://twitter.com/udegoboulになります…が、正直「民明書房」で検索した方が確実に早く出てきます。
(名前は「れいにー」で、ブログと一緒のアイコンなので多分見たらわかるかと…)

アカウントは「うでごぼる」、立て5回もできずにボルダリング」と覚えてください(覚えなくていいです)。
それにしてもこのブログのタイトルである
ボルダリングと替え歌と民明書房!腕立て5回もできないアラフォーがボルダリングを頑張るブログ」
って、今考えるとえらい長いタイトルですよね…

で、せっかくなのでツイッターの名前の由来を民明書房で探してみました。
そこはやはり民明書房、少し古めの本でしたが(バカッター最盛期の少し後くらいの本なので)、ツイッターについて書かれている文献ありましたよ!
「ふーむ、やはり民明書房は博学じゃのう!」
しかし、ネットでの「炎上」の由来は、掲示板を炎上させていた(物理)ことから来ていたとは…それが一番びっくり。

あと、通板(つういた)」は読み仮名ないと絶対通販(つうはん)と読んじゃいますよね;




閑話休題。



前にチラッと言っていた、民明書房蒐集ツイッターを始めます。
140字でネタは書けずとも民明書房熱は冷めず。とりあえずやるだけやってみます。
ちなみに、ツイッターデビューと言っても10年前くらいにちょっと使ってたので(当時のアカウントはすでに削除)、実質出戻りみたいなものです。
負担にならない程度にのんびりやっていきます。

ちなみに、現在のこのアメブロの記事内容の割合はだいたい
 ボルダリング(替え歌含む):1
 替え歌:1
 民明書房(むぅ!):3
 羽園先生:2
 偉人変人:1
 日記、その他:2
と、民明書房の比率が増えつつも他の記事も公開していく予定ですが、
ツイッターは
 ブログの民明書房紹介:2
 民明書房リツイート:6
 その他ブログ記事の紹介:1
 つぶやき:1
と、かなり民明書房(特にツイート蒐集)に傾ける予定でいます。

ボルダリング系や特撮系、その他のジャンルの人
で民明書房を知らない・興味ない方々にはあまり面白くないツイッターになるでしょうが、
まぁ気が向いたらフォローお願いします!
(一応、フォロワーさんでツイッターやってるの見かけたらフォローする予定です)



あと、いろいろ調べたんですが
「TwitterはSNSじゃない」
らしいびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり

どういうことなの…


それでは、ツイッターも含めてまたよろしくお願いします!