気がついたら同じ壁ばかりプレイ
そしていつも同じ場所で(腕が)死ぬ
あきらめずに見えぬ足場で挑戦するけど
あきらめずに見えぬ足場で挑戦するけど
すぐに下に落ちるよ
腕力保持力あれば楽に向こうのガバまでつくけど
何回やっても何回やっても
何回やっても何回やっても
スローパーが耐えれないよ
あのツルツル 何回やっても掴めない
真下に回って持ち続けても
あのツルツル 何回やっても掴めない
真下に回って持ち続けても
いずれは指がはがされる
指のかかりも探してみたけど
指のかかりも探してみたけど
まんまる相手じゃ意味がない
だから次は絶対持つために
だから次は絶対持つために
僕はチョークをつけて最後までパーミング〜♪
「エアーマンが倒せない」、知ってる人何人いるんだろう…
元ネタはこちら↓
今回は、初心者キラー「スローパー」の倒し方…つまり、攻略方法(持ち方とかコツとか)の紹介になります。
スローパーホールド…
その名前を聞いた初心者は誰しも震え上がるであろう、初心者キラー筆頭ホールド。
スローパー(引っかかりなく持てない)、
カチ(薄くて持てない)、
ポケット(指一本とか持てない)、
ジブス(小さすぎて持てない)
の、持てないホールド四天王の中では一応「最弱」ではあるのですが、
割と低いグレードの課題から出現するというそのエンカウント率の高さから初心者キラーと呼ばれています(一部で)
形状としてはこんな感じ。真ん中下の黄緑色、左上の緑色、右上の緑色(細長いの)がいわゆるスローパーになります。
耐えて ホールド オン ミー(ホールドについて)でもちらっと触れてますが、見てもらえればわかるように、指を引っかける穴がありません。
ガバとか、ピンチに慣れてきたあたりで出てくるこのスローパー、
初見だと間違いなく
「どー持つのこれ!?」
となること請け合い。
そこで、ボルダリング初心者(スローパーが課題に初めて出てきたけど、どーするのこれ!?)向けに、スローパーを持つコツを紹介します!
スローパーの攻略方法…
それは3つ!
1)持てそうな部分を探す!
2)手のひらで持つ!
3)重心はホールドの下に!
それでは一つづつ見ていきます。
1)持てそうな部分を探す!
スローパーは、全部が全部ツルツルなわけじゃありません。むしろ、ツルツルで全く持てないなら誰も、メダリストの楢崎選手ですらも持てないことになります。
必ず、どこかに何かしら持てる場所があります。
どうやって判断するかというと、主に「チョークの粉がいっぱい付いているところ」を探すと良いです。
ここはみんなが掴んでいるところなので、持てる可能性が非常に高いです。
2)手のひらで持つ!
下からはスローパーホールドに見えるけど、実際は上側が凹んでいてインカット(穴の小さいガバ)だった、というのもありますが、
どう探しても指を引っ掛ける所がない場合があります。
そういう時は、摩擦力で持つしかないです!
感覚としては、窓拭きの時の雑巾を持つような感じです(分かりづらい)
・出来るだけザラザラしてそうなところに
・指を自然な感じでのせ、
・手のひら全体を押し付けるようにして
・力をかける
といった感じでホールドを押さえて持つことになります(これをボルダリング用語で「パーミング」と言います)。
摩擦力が重要なので、手のひらのひっかかりを感じながらやると分かりやすいです。壁に登らず、足をマットに乗せたままパーミングを試してみると分かりやすいかと思います。
指を広げるとホールドの形によっては持ちにくいので、その場合は指を揃えてのせてみましょう!
手汗で滑る人は、チョークの力で摩擦力をアップ!
3)重心はホールドの下に!
摩擦力でホールドを持つため、力、すなわち重心のかけ方は重要になります。
重心はスローパーホールドの真下にあるようにすると、持ちやすくなります(逆に重心がスローパーホールドの真下にないとすごく持ちづらい)
真下が無理な場合は、出来るだけ真下に近い場所に重心を置きましょう。
足でしっかり体を支えるのも大切なので、足の置き場はちゃんと確保してスローパーホールドを掴みましょう!
スローパーホールドは力を入れて持つと腕の力がすぐなくなってしまうので、重心の位置を調整して持つ必要があります。
背中の筋肉を使って、重心をホールドの真下に置き、ぶら下がるように掴む!
そして、それを耐えている間に足を動かし、滑り落ちてしまう前に一気に次のホールドを目指すことが重要です。
スローパーホールドは持ちにくくはありますが、攻略できてしまえば一気に上の課題へとステップアップできます!!
ちなみに、形とか大きさによってはラップ持ち(包み込むような持ち方)やピンチ持ち(挟み込み)もできるスローパーホールドもあるので、
パーミングが苦手ならこれらを試してみるのもアリです!
以下のページにも、詳しく書かれていますので参考にして下さい!
POZNEN…わかりやすくポイントが書かれています。
リンクバル…スローパーの持ち方の動画とかがあります。
スローパーを上手く処理して、一つ上のボルダーへ!
ボルダリング初心者として、共に頑張りましょう!!