木々から剥がれ落ちてゆく蝉たち

始業式へと向かう子どもたち

涼しい風に急かされて夏じまい

 

窓際から消えた風鈴の音

夜どこからか点りだす鈴虫の音

耳の中で季節は移り行く

 

老いの兆しを見せる山の緑

水浴びせ合いはしゃぐ声が

まだ聞こえる気がする川の浅瀬