雨の午後

感傷が掻き集める

取るに足らない出来事の数々

 

窓の外

打たれる土の音

香り立つ木の葉

 

戻れない時間が

戻ってきた

少しの狂おしさを乗せて

 

あの温もりに近づけば

あの痛みが付いてくる

地面はだんだんぬかるんでゆく

 

思い出が先に濡れて

眺めるばかりの

僕を誘ってる