「分かってるよ」と

言いたくなる

北風がその存在を

窓越しに知らせてくる

 

布団を一枚

重ねて寝る

閉ざしても冷たさは

どこからか上り込んでくる

 

時計の針が

0時に近づく

責められてはしないのに

何か弁解したくなる

 

涙が一滴

瞼を溢れる

閉ざされた瞳が

なおも語ろうとして

 

降ったそばから

紛れていく

この雪は多分

積もりはしない