転がる地球の上で

立ち止まることを愛して

さざなみの前にうずくまる

棒になる

 

鳥は地面から離れ

空から地球に近づく

僕は水面に寄って

見えない地球に張り付く

 

仕方なかったんだ

戻れやしないんだ

投げやりな言葉たちが

黙り込む砂浜

 

抱き止められそうなくらいの

かすかな潮風でも

海は踊る

逃げ損ねた靴を濡らす