荷物を持たずに家を出て

最終列車に乗り込んで

引き返せない心臓の鼓動と

旅立ちたい

 

見えない夜に外に出て

知らない場所まで歩いて

どんな朝の風景が広がるのか

楽しみに待ちたい

 

ほのかに月が照らし出す

はじめての心に触れる

昼の太陽から受け取った

光の名残を手掛かりに行く

 

たどり着くより前に

朝陽が姿を見せても

愛おしい夜明けを映すのなら

そこが旅の終わりでかまわない