隠したんだ

いつか失くすために

物置きのタンスの裏に

禁じられた感情を

 

捨てるには痛すぎて

ここに置いておくんだ

持っておくには熱すぎるから

冷めてゆくのを待つんだ

 

この世に産声をあげたものを

消し去っていいはずないだろう

それとも何かをまだ

期待しているのかな俺?

 

いつか置き場所だって

綺麗に忘れてみせるから

決して「見つけた!」だなんて

言い出さないでおくれ