歩き出したい

外の光を浴びて

浮足立った気持ちを

全身にまとわせて

 

靴音を奏でたい

足跡を残すより

景色を感じたい

意識に囚われるより

 

ゆるやかな時と

吐息をともにして

流れていけたなら

香りのように

 

降る雪に目を凝らし

吹く風に目を閉じて

春までは道半ば