生きるばかりで

暮れてゆく日々を

 

隈を増すほど

瞳に光る花を

 

水溜りを避けようとして

はまり込んだ泥を

 

鍋の焦げ付きのように

頑なになった傷を

 

もう手遅れだとしても

伸びようとする手を