僕の命は

日記だった

僕が読み返すばかりの

 

僕の命は

叫びだった

そこで消えてしまうだけの

 

たくさんの人と出会って

別れた

何も渡せないまま

何も譲れないまま

 

手紙にも

話にもなれなかった

僕の昨日が

まだつぶやいている

 

風の強い砂浜で

今日も拾い集める

誰にあげるでもない

ちいさな喜びと

ささいな悲しみを