望んでも望まなくても

眠りの季節は来る

一枚の葉も残さずに

風は連れて行く

 

木々は知っているのだろうか

次の季節に咲かす花を

木々は知っているのだろうか

そこに人々が集う未来を

本当は僕にだって

確信などないけれど

 

木々は木枯らしの後を

どう生きるのか

夜は冷たさを増していく

空は険しさを深めていく

木々はひたすら耐えているのだろうか

それとも楽しみに待っているのだろうか