別々の道光へと上る道闇へと下る道二つの道は交わることはないだ ろう 陽当たりのいい部屋と影に閉ざされた部屋一つのドアはお互いの存在を知りながら開かれることはないだろう けれどそれは吹くだろう鼻すすった後の風となって唾吐いた後の風となって僕らを突然虚しくするだろう 光へと上る道闇へと下る道二つがもしほんの一瞬交じわったとしても気付く者のないままに道は続いていくだろう 未来へと続く道過去へと遡る道二人が振り向いたときどんな今があると言えるだろう