何の悲しみもない夜に

目が覚めて

ふと悲しくなる


始めからこの夜には

誰もいなかったはずなのに

寂しくなる


あんなに目一杯手を振った

確かさが

こぼれ落ちていく


さよならの

後になって分かることに

怯えている