言葉一つ

届いた手応えもなく

吐き出した声は

ため息かのように消えた


気だるい熱気に満ちた

分厚い夜に

どんな叫びなら

響いてくれる


向ける相手もないままに

何かに焦がれてくこの心は

自分で自分の息を

詰まらせていくばかり