夢を漕いでいた

ずっと遠くまで


夢を漕いで着いた

憧れの岸辺へ


あの向こう岸に

確かに僕はいたんだ


開いたまぶたの先に

あの船は見当たらない

島影も見えない


手がかりを失くした

朝の水面が

うつろに光る


夢を漕いでいた

ずっと遠くまで


あの向こう岸に

確かに僕はいたんだ