どこからか

心は生まれて

どんなベクトルで

どこへ消えていく


小さな公園の砂場の隣に

古びた板のブランコがある

ゆるやかな風の中で

ブランコもそよいでいる


動くのには力がいるけど

止まるのにも力がいる

得体のしれない力を

僕は振りかざして生きていく


ブランコが作用する方へ

身を任せたいけど

任せるのにも僕は力がいる


お尻をバウンドさせるように

ベッドから起き上がり

朝の心は無気力と

使命感をさまよう


いつか力尽きた時

人は乗るのだろうか

心から身を任せられる

時のブランコに