降り始めの昨日を

引きずっているかのような雨

溜まった本やDVDを

見るチャンスなのに気分が乗らない


激しく屋根を打つ音に

例えられそうな衝動や

願望があるのに

その中身が読み取れない


汗と雨と僕の

湿り気が部屋に充満する

重く太りあがった雲の影に

棚の茶碗までもが染まっている


窓にぶつかった水滴が

まるで戸惑っているかのように

ゆっくり下り落ちていく様を

瞳はなぞっている何度も