濡れた窓が

乾くまでは

この感情も消えそうにない


朝も昼もない

あるのは雲

しおれそうな花


蝉の声も

風鈴の音も

降りしきる雨にかき消されて


唸り声を上げる

マンホールの中で

夏が終わる