二人は一人を笑う

二人は一人を評価する

一人には反論するスペースすらない


一人は勝手に道に迷い

一人は勝手に浮き沈みして

何とか家へと帰り着く


暗い夜に溺れて

意識を失くしても

朝になればうっかり目を覚まし


またこの両手は

顔なんか洗ってしまうのだろう

ひとりでに