優しい陽に染められて

賑やかな小鳥が乗っかって

険しそうに見えた冬の木々も

なんとなく和らいで映る午後


花のない夜も

枝は何処かを指していた

根は土とたわむれていた

幹は内なる

輪を秘めていた


裸の木々は凛としている

それは春のと同じように

凍える世界に咲いている

枝の周りにくっついた

薄青い空を花にして