俺よ

目覚めかけの街を行け

薄れゆく闇の中から

生まれてくる自分を待て


寒々とした空気に

凝縮された時間を

新鮮な孤独を

感じながら行け


消えかけの夜をくぐり

海の前に立て

日が上る水平線を

スタートラインにするため


朝よ

雲を赤く浸しながら

震える肌に

新しい年を思い知らせて行け