あの石が数センチ右側なら

僕を転ばせていただろうに

あの風が追い風なら

今より気分は乗っているだろうに


握られることで

握っている未来

たまたま鉢合わせたものに

僕は形作られていく


偶然に選ばれて

偶然から学んで

少しずつ育っていく僕は

偶然にも

誰かの偶然を背負っていた