渋滞に並ぶ

車の排気口は

ため息を吐き出しているようで


外で勢いづいている

北風にリアルさを感じられない

窓を開くつもりもないが


AMラジオの声が

車内中に響き渡る

やけに甲高く


眠らせておいた

苛立ちが

指先で訴えている


行くも戻るも

容易くはない

もう30分が過ぎた


あのでかい雲は

見たことのない速さで

流れているのに