あいつは戻ってきて

そしてまた去っていく

君の前から

僕の前から


僕の本気より

あいつの気まぐれに

君の体は引き寄せられる

抱きしめられることなく

立ち尽くすはめになっても


あいつがどんな奴かって

君にはどうでもいいことだったんだ

僕の存在くらいに


見え透いた善意に

君は去っていく

僕の前から

どこにもいないあいつの元へ