蝉の抜け殻が

壁にへばりついている

その本体は

地面に落ちてる


蝉は死を隠さない

生きることに

夢中だったから


太陽は激しく

世界を焦がす

蝉の命が

僕の瞳に焼きつく


並木道の下

昨日あった死骸は

一体どこに行ったのだろう