憎らしさも

懐かしくなる

窮屈だった町の日々


年月でしか刻めない

言い尽くせぬもどかしさ

離れられずにいた温もり


吹き抜ける風が

残していった

優しさの手がかり


こころひとつを手に

巣立っていく

愛しい束縛から