不意打ち心は心のつまずきを 僕よりずっと覚えていて 似たような場面に出くわすたび 引き起こされる ひりひりとした気持ち 歳を重ねるたびに 感じなくなった体なのに つまずいた箇所は増えて どうでもいいことの中にも かけがえなさを見つけ出してしまう ありがちな映画の結末に 「ふうん」とつぶやく 冷めた瞳から 流れる涙の不意打ち