どこかにいてほしいという願いで

サンタは毎年12月だけに存在する

子どもの枕元には

小さすぎる靴下がある


どこかにいてほしいという願いで

子どもの枕元にはプレゼントが置かれ

今夜も一つの家庭で

ささやかな幸せは守られている


どこかにいてほしいという願いを

叶えるためにサンタはやって来る

いつ途切れるともしれない幻想から