眼が覚め

夜明けはまだだと気づく

意識がはっきりしたせいで

二度寝できなくなる


隣には安らかな寝顔

話しかけられないのが寂しい

そうっと起き上がり

カーテンの隙間を覗く

景色はほのか


あまりにぼんやりと

美しいベールに包まれながら

日は空に染みこんでくる

始まりの気持ちを

僕はその間だけ取り戻せる


すがすがしさに

思い切り背伸びした後ろで

音がして振り向く

さっきまでの寝顔が

こっちを見てた