置きっぱなしの荷物と

落書きだらけの机で塞がった

あんな小さな部屋が

昔の僕にとっての全てだった


補習を受けている教室の窓から

元気に走る同級生を覗き込むように

足早に通り過ぎていく世界が

瞳にどこか遠く映る


学び舎から解き放たれた

今の僕には何がある

夕陽が伸ばした影の下

引きずっている放課後