人はドラマを生きられない

だからドラマを作る

記憶と感覚と想像を織り交ぜて


過ぎ去った現実は

途切れ途切れのフィルムで

ドラマ化されて


ちょっとしたきっかけから

見る気もない僕の

記憶の中で突然

次から次へと映し出される


恥ずかしくて触れられたくない

不運な出来事

ラストシーンにとっておきたかった

幸福な風景


振り返りながらも

今は流れていく

「振り返っていた」という

ワンシーンを作って