自分で落とした食器について

笑ってくれる人も

怒ってくれる人もいない

散らかっている破片を

ただ黙々と拾い上げる


幽霊なんて信じてなかったのに

ちょっとした物音にびくっとして

誰もいない部屋を見渡す

ほっとした後で

また独り


髪を拭き

歯を磨いて

せっせと眠る準備をする

鏡が映し出す孤独を

見ないようにして