楽しい嘘や不思議な嘘を

現実にまぶして

親は子とつながろうとする


幽霊が脅かし

妖精が歌い

怪物が吠える


今夜も枕元で

絵本は読み聞かせられる

ほのかな明かりの下


大人が語る

物語の中で

子どもは眠る


目が覚めて

大人になって

そこに見えるのが

夢でも現実でも

枕元にあった

ぬくもりは消えないでいる