あくまで世界は無口なので

僕は語るしかない

この足で


たどり着いた街で

誰かと目を合わせ

手をつなぐこともあるだろう


険しい山脈の上で

奇妙な洞窟の奥底で

冒険者たちは世界を語り

同時に聞くのだ


その疲労の果てに

倒れこんだ背中も

世界を語る最後の一言