夜勤を終え
一晩分の疲れを抱えて帰る
住みなれた家へ

昼とは違う
信号の速度が
違う世界を醸し出す

道の途中で
すれ違う
これから働きに行く人々

コンビニに立ち寄れば
せっせと
商品を並べる人

僕らは
朝でさえ
同じようには迎えられない

二つの手の間を
行き来する
小銭と缶コーヒーとレシート

ドアを開いて
眠ることから
始まる一日