アガサ・クリスティの原著は未読。
本棚のどこかにハヤカワで出版、訳したものはあるハズ。
今回見たのは、BBCが放送したものの日本語字幕がついてるもの。
なんて言ったらいいんでしょうね。
ライティングなのかしら、暗くても暗くない映像美。
日本の2時間ドラマだと平べったく感じるものだけど、予算の違いなのかな。
擦り過ぎて手垢まみれの作品を映像化することは大変。
こういう映像作品は、原作を元に少しだけ違うアレンジを加える。
原作読んでいなくってまったく知らなければ、それはそれでいいように思う。
「元判事のおじいは、何故自分で自分の荷物を運ばない?」
これ訳本にあったかしら・・・
原作を原作通りに映像化する。
原作原理主義が行き過ぎるのもどうかとは思うけれど。
まぁ、原作と映像作品は似て非なるものというスタンスが残念さがないと。
さてさて、全3話でよくおさめたな、という感じ。
この流れで後始末映像化したら、ポッと出の鑑識や警察に感情移入できず、興ざめしたのかなぁ。
興味があったところ
女性使用人がロブスターの甲殻類のゴミを捨てるシーンがあるんだけれど、私はまとめて捨てればいいと思ったけれどわざわざシーンに差し込む理由はなんなの?しかもその穴のデカさといったら・・・
ソルジャーアイランドのゴミ捨て場ではないのだろうけれど、この島に実際に存在している(別の場所ではない)のであればいいロケハンしたんだろうね。
元体育教師の女性は、なぜ水着を持ってきていたのか?
秘書として雇われるということなのに。
その理由はのちのちわかるにはわかるが・・・
集められた人たちが持っていた鞄に興味が湧いた。
もちろん、コロコロなんてついていない。
22インチぐらい?自分が持てる分だけの荷物を持つ。
先に宅配とかしてるのか?ブラックタイで食事会。
ガーメントバッグなんて誰1人持っていなかったぞ。
コンパクトに衣料品を鞄の中に収納する能力に長けているのかなという疑問。