不登校・不登校傾向
分からない人には理解も共感もされない
前回『他者に理解・共感をしてほしい』で述べたのですが、ココロの病と同様、不登校・不登校傾向に関しても、分からない人には本当に理解も共感もされないものだと思います。残念ながら。
加えて、相談できる人と場所の有無によっても、【死】の選択肢はあると思って間違いないと考えています。なぜなら、大人は金がないと生きていけないが、子どもは「夢」「希望」がないと生きていけないわけで。
不登校・不登校傾向の対応として、よく2-7日程度「休息」が必要だと思いますが、不登校の事象や子どもに対して本当に分からない人が一定数います。
「気合がたりない」「嫌でも無理矢理行かせる」
「甘えさせすぎ」「自分のときは」
「親が子を追い出したらいい」
確かに、親の管理といいますか、子どもに負荷といいますか、自分(親)が嫌われたくないといいますか、そういった一面がないわけでもないです。
不登校になるこどもや親、家庭環境、原因・要因など千差万別であり、複雑に絡まっているので、上記の根性論のアドバイスは一切役に立たんのです。人によっては、休息すら認めないってこともあります。(親の親世代、教員でも)
こちらも本当に分からない人は分からないものです。
分かってほしい、共感してほしい
…と思われるでしょうが、無理です。
特に、身近にいなかったり、自身の経験だったり。
真面目に悩む保護者にも、子どもの言いなり(めんどくさい)の親にも対応してきましたが、どうしても惰性で放置する親が目立ってしまう。この目立ってしまう親のせいで、真剣に悩み取り組む保護者に対しても、怠けや甘えと思われてしまう。
まー、教員の不祥事もそうですが、ごく一部のやらかしで、全体が悪いと印象がもたれてしまう、またもたれる報道がなされますからね。仕方ないのでしょう。
では、どうするか?
分からない人は相手にしない方がいい
…が正解です。



