第6話「尻ぬぐいも楽じゃない」
担任をしていますと、多くの教員の手助けを得て、何とか学級経営をしています。教科担当や養護教諭、支援員、生徒指導、特別支援、管理職(中学校や高等学校では進路指導)など、担任のみで日常業務だけでなく、児童間トラブルや保護者対応、地域・議員対応、【いじめ】対応、不登校対応…できるわけないわけで。
ですが、全ての教員がプラスになるわけではないんですよね。
場合によっては、特定の教員によって大きなトラブルが生まれることもあります。新人・講師の場合は経験や児童・保護者情報が乏しいこともあり、地雷原でタップダンスを踊っちゃいますが、そも講師が担当する学級は大変なところが多いので仕方ないんです。
では、どういう教員がマイナスになりやすいか…
それは感情型といいますか、激情タイプといいますか、独善的で『自分が正しい』と思ったマイルールを押し付けるタイプがなかなか…
他の学級経営にしゃしゃり出たり、自分のやり方を押し付けたり、職会での提案では難癖付けたり、子ども対応を独断で動いたり、対応中にブチ切れたり…
まー、どこの会社や業界でも一定数存在すると思いますが、教育現場では即保護者トラブルになるわけで。
私が経験した中では、夜遅くに怒り電話→謝罪となり、当該クラッシャーは保護者宅に出禁、かつ対応もしてほしくないし、声も聴きたくないと、完全シャットダウンですよ。


