記録的な自然大災害として、2011年3月11日の東日本大震災がすぐに思い浮かべる方が多いでしょう。

 以前、津波による避難誘導した教員らに対する訴訟について載せましたが、基本的に災害支援や避難誘導した人間を責めるのはお門違いと考えています。また、仮にも、本当に命がけで助けようとした(結果として助けられなかったですが…)人間を後ろから刺してはいけない

 

 台風や地震、洪水等、災害発生時に出動する人って誰だと思いますか?

 基本的には、公務員(県・市職員)です。

 しかし、場所や規模によって、上記以外の職員に動員がかかります。

 

 まずは、保育士です。

 彼・彼女らの場合、選挙ですら貴重な休みであっても動員されます。教え子や後輩らが上司から「行け」と命令を受けて、避難所の支援活動へ行ったことがあると。保育士は【保育のプロ】であり、災害支援や設営なんてやったこともないことが大多数なわけですから、現場で市職員から顎で使われたり罵倒されたりすることもあるようです。

 

 次に、教員です。

 市職員や保育士では足りなかったり、学校が被災もしくは避難所となった場合ですね。私自身、幸運にも教員時代に動員されたことはなかったです。まー、コロナ禍では、放課後児童クラブに動員されましたがね…。

 

 

 なぜ、公務員であっても動員の有無があるのでしょうか?

 

 簡単に言えば、管轄がどこであるかです。

 保育士は厚生労働省であり、教員及び幼稚園教諭は文部科学省であるからです。

 ですから、教員や幼稚園教諭よりも先に保育士が優先的に動員されます。

 

 まー、県・市職員は採用時に災害時における出動要請が前提でありますから、理解もできます。ですが、保育士に関しては、そういった同意があるのでしょうかね。災害時には分かりますが、選挙の補助まででばらせるってのは…と思っていました。

 特に、自然災害では、自分の家が、家族が被災していても、行方不明になっても、出動要請があれば行かなければならないそうです。後輩が台風によって被災していても、園長から、「絶対に来い!」と言われたようですから。

 

 しかし、教員の場合はやや緩いんですね。

 以前、台風による大雨で洪水が起こり、教頭の実家が浸水したのですが、我々教員には出動要請もなく、教頭は特休。

 現場には市職員と保育士が多くいたようです。

 

 まー、職業柄、学区内の子どもや学級児童の安全が気になって、休日出勤する教員もいますがね。

 

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