成績表(1学期通知表)って、任意で作られていることを知っていますか?

 これって、絶対に作成する必要はないんです。あくまでも、学校の慣例といいますか、善意でつくって【あげて】いるだけなんですよね。

 まー、中学校や高等学校の場合は進学もありますから、小学校とは多少異なると思いますが、小学校の通知表は正直廃止しても、継続しても、法廷帳簿でもないので、どっちでもいいんです。

 

 そんな【善意】なんですが、これが教員や教務主任、教頭を苦しめるのです。まー、どれだけ子どものことを観ているのかが分かる尺度でもありますから、教師になら日々の授業でやっている方がいいです。

 

 さて、今小学校の担任は何をしているのでしょうか。

 だいたい夏休みが7/26とすると、

 ・通知表や図画工作の作品、忘れ物、夏休みの宿題渡しその週(7/23~)くらい。

 

 となると、それまでには通知表や宿題セットが完成していないといけない。

 早い人だと6月中旬から少しずつ進めています。

 ・通知表ができるまで(逆算で)

①7/19   最終提出→製本→管理職へ提出(押印)→当日まで金庫保管

②7/17~   最終確認OK→清書→管理職へ提出→修正があれば再提出

③7/15~   管理職から返却→修正→管理職へ再提出→返却

④7/8~12 下書き 完成→管理職へ提出

⑤6/中旬   児童分の各教科や行動の記録を入力

 

 分かりましたか?これは最悪のパターンで、実際は7/15までには清書完成させる必要があります。なぜなら、1~6学年+特別支援学級があり、それをチェックする人間は教頭1~2名(規模や重点校によって)と教務、学校長の4名が在籍児童分をチェックするのですから、修正するまでに時間がかかります。

 この時期は、ほぼ土日出勤したり残業ばかりしていたりして、教員も管理職もヘトヘトになるわけです。

 

 これで、児童間トラブルがあったくらいなら、もー…ね。

 

 まー、日々の授業でメモや記録を残している教員は、かなり早く帰れるのです。

 ↓のように、各教科で少しずつ箇条書きで貯めていくことが大切ですよ!

      あと少し、がんばって!!

 

通知表

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