あと一か月で夏休み!!

 地域によっては、7月の22日以降もあるでしょう。全国の先生方、魔の6月を乗り切った先生方、あともうひと踏ん張りです。この時期だと、成績表作成と水泳授業の同時進行でしんどいと思いますが、ファイト!!

 次回、この時期の教員について述べていきたいと思います。

 

 この時期、夏休みに関する批判的な記事や番組が見られます。残念ながらね。もー、特に残念といいますか、知らないからこそ気軽に言えるんだろうな~と。

「夏休みが惰性で続いている」、「夏休みいらない」、「今の時代は親に合わせて先生も働き続けろ」、「何してるか分からないし、給料ももらっているんだから働け」

 

 金がないから、暇がないから、夏休みを減らせなくせ論に関して、本当に親の余裕のなさと自分勝手さが際立ってきましたね。

 確かに、昔はSNSやスマホがなかったから、思っていても言う機会がなかっただけか。それとも、親の矜持で人様にそんなことを面と向かって言えなかったのでしょうか。

 

 金がないなら、ないなりの楽しみ方や工夫の仕方があった。SNSやテレビで遊園地や海水浴など取り上げられていても、無視すればよい。旅行にいけなかったら、近所の公園でも図書館でもいい。多少金はかかりますが、工夫一つで体験格差なんてなくなりますよ。

 夏休みは親のためではなく、子どものためにあるのだから。

 給食がないので食べ物に困るって、親がきっちり面倒見るべきでしょ。学校は保育施設ではないので、その辺を勘違いしないでほしい。気持ちは分からんでもないですがね。

 

 ですが、この暑い時期、炎天下で登校させることや、エアコン完備といえど体育館や廊下、グラウンドなど熱中症リスクも高い。(一応、エアコンが完備されたから、夏休みは短縮されましたね)

 酷暑、40度近い殺人級の気温ですから、私の感覚的には夏休みは長くしてもいいとすら考えます。

 

 私の子ども時代を思い返すと、夏休みは救いの時期でした。

 特に、いじめられていた期間は。

 嫌な奴に会わなくても済むこと、ボコボコにされないで済むこと、全員から無視されないで済むこと、登校中に今日を想像して気分が滅入らないで済むこと、、、

 本当にこの時期といいますか、日曜(当時土曜課業だったので)と祝日、長期休みが心を充電する期間でもありました。

 

 不幸にも現代では、休みでもトモダチと繋がらなくてはいけないなんて、ただただ恐怖でしかない。学校のしがらみから、痛みと恐怖、煩わしさから、解放される喜びを知らないなんてね。

夏休み新聞

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