19日、「こども性暴力防止法(学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律)」が成立、いわゆる【日本版DBS】が導入されます。
詳細はこども庁のHPをみてほしいのですが、簡単に言えば、【子どもと接する仕事に就く人の性犯罪歴を確認し、就くことや接することを防ぐ制度】です。まー、もう少し踏み込んでもいいような気もしますが…、子どもを護るための第一歩としては素晴らしいです!対象範囲として、義務と認定制度があります。
①義務
学校、認定こども園、保育所、児童養護施設、障がい児入所施設など
②認定制度
認可外保育施設、放課後児童クラブ、学習塾、予備校、スイミングスクールなどの子どものが通う習い事など
私個人としては、子どもをターゲットにするような最低で、卑劣で、子どもにとって一生忘れられない記憶を、トラウマを、与えた外道が子どもと関わる仕事に絶対就いてはいけない。それを許すような輩も、ちょっと被害者への気遣いといいますか、被害者の立場を考えられないのではないかとも思います。仮に、自分の子どもがヤられたら、ヤられる恐れがあったら、同じことがいえるのかと!!
一部で、『「職業選択の自由」が侵害される!』『やり直すことができない!』『現在も働いている!』と騒いでいる無責任な人間もいます。
憲法違反?更生の機会?現職だから?
ふざけるな!
一親として、一教育者として、なぜ加害者側への配慮ばかりする?
最も配慮しなければならないのは、【被害者】です!【子ども】なのです!!
個人の性的衝動や精神障害、性指向で、子どもを傷つけることはあってはならんのです。そして、それを未然に防げる可能性があるなら、それを実施するのは当然のこと!
子どもに深刻なダメージを与えておきながら、その行為によって子どもと関わる仕事に就けなくなると知っていながら、それだけのことをしてペナルティがない…なんて、おかしい!
職業選択だって、子どもと関わらない仕事はいくらでもありますし、その中から自由に選んだらいいんです。現職であるなら、子どもから離すのは当然で、左遷されるのが嫌なら最初からするなと!!
最近、高校2年生が女児に対して、わいせつ行為を要求したり、映像を送らせたりしたそうですが、こんな奴は更生しようが反省しようが、子どもと触れ合うような仕事に就いてはいけないのです。子どもと触れ合わない仕事なんて、いくらでもあるわけですから。
感情的かもしれませんが、これが被害者を減らす一歩であり、親として当然の反応なんです。被害者の親は、その性犯罪者を私刑にしたいですよ!でも、できない。血を吐くような怒りと悔しみで狂ってしまいそうな日々を過ごすのですよ。被害者は一生忘れらない、夢にまで出てくる、日々涙を流すのですよ。
そんな悲しい家族を一つでも減らせるのであれば、実施して然るべき。加害者は市中引き回しの上、石飛礫、獄門にされないだけでもありがたいと思わないといけないのです。