桜が咲く季節、だいぶん気温が高くなり暖かくなってきましたね。この季節になるといいますか、気候の切り替わりといいますか、頭がおかしくなる時期になりました。

 

 過去の事例が今更?と、恐らく調査なり聞き取りなどで時間がかかったのでしょうが…。今月になってから、教員の不祥事が多く取り上げられてきました。鹿児島の女性教員が2022年に不適切な発言や小突き、鳥取の男性支援員は女児を盗撮、広島の男性教員が同僚と盗撮、札幌で男性教員が暴行、大分で2022年女性教員が男児を轢く

 本当に上げればきりがないです。

 正直交通事故の類は仕方がないといいますか、正直だれでも加害者になりますから、季節性は関係ないと思うわけですから。まー、不注意や注意力散漫系は普段の業務で疲弊しきっているので、帰りの運転まで注意力が続かなくなることもあるでしょう。

 

 しかし、盗撮や暴行などは頭がおかしくなる時期に起きやすいと感じます。何度も言いますが、子どもを対象にした性犯罪者を公教育の現場に置き続けることは大反対です。誰が小児愛者なのか、性的趣向を知ることや、性犯罪を予防することは不可能だと思います。大企業や塾でも、政治家でも、医者でも不可能なことを教員にだけ求めるのは酷というもの。ですが、過去に性犯罪を犯した人間が再び教育現場にもどってくることは絶対にダメです。仕事なんていくらでもありますから。

 

 暴行に関しては、私も「こいつ!」とイラっとしたこともあります。子どもにも保護者にも同僚にも支援員にも。正常な判断と論理的な思考力があれば、我慢できますし、我慢してきました。恐らく、今回の暴行事件では、ずっと我慢してきて、フッと頭がおかしくなってやってしまったのでは?と思います。ま、いくら言っても言い訳、後の祭りですね。

 

 これらを受けて、教職員の不祥事対策の強化(教育者として資質、教職員としての自覚と責任感を高める)が必要と報道されていました。2023年度の懲戒処分は20件で、2021年度の31件に次いで過去5年間で2番目に多いそうです。

 確かに、性犯罪は理解しますし、性犯罪者から子どもを、教育を守る必要があります。

 強化方法として、校内服務倫理委員会などでの活用を求めている、「点検、確認事項」は190項目、管理職編は45項目のチェックシートがありますが、またこれが現場を苦しめていくんでしょうね、特に管理職を。

 

 どの組織にも不祥事を起こす人間はいます。教職員や警察、自衛隊など、ニュースになるからわかるだけであって、それ以外は報道されないから分からないだけ。いくら研修しようと、個人の資質の問題であり、現場をどんどん苦しめていくだけで、いくら対策強化しても意味がないと考えます。その根本となる粗悪な環境を改善しなければならず、その環境下のもとでいくら対策強化しても、教職員も粗悪になってしまうのは当然だとも思います。

 

 まー、元文科省の多くの大臣たちが脱税する犯罪者が、「教師がいけない」「モラルが低下している」「教師としての資質がない」と、よく声高に言ったいるなと。道徳が教科化されたときも同様に思いましたが。

 

 「教師」という、誰もなりたくない、魅力がなくなってきている職業であり、不祥事対策が年々強化されていく職業って、どうなんでしょうね?

 

組合「教師の声」

 

 

 

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