もっとも長い2学期が終わった!
まずはゆっくり休んでください!
教育現場で【真面目】に頑張る先生!
日々子どもと【分かる】のために尽力する先生!
親に【寄り添い】全力で支援する先生!
本当にありがとうございます!
さて、千葉教育委員会で面白い取組をするようです。
県立中高等学校の入試で合否判定の参考に使われる「報告書(指導要録をもとに入試用として作成される書類)」を、2027年度入学から記載内容を見直すようです。
簡単に説明すると…
①総合的な学習の時間の記録
②出欠の記録(欠席日数・欠席事由)
③行動の記録(第3学年)
④総合所見
が削除されます。
削除理由として、不登校や配慮が必要な子どもの心理的な負担を軽減する…。
令和8年度(令和7年度実施)以降の千葉県公立高等学校入学者選抜の改善点について/千葉県
教員の入試に係る事務作業や成績処理が減る(かも?)ので、試しにやってみるのもいいかもしれませんね!
ただ、この取組で考えられる効果はそれだけで、気軽といいますか、安易に欠席する子どもが増えそうな気がします。
確かに、蛮行や不登校への配慮は理解できますし、配慮するべきでしょう。
しかし、『欠席事由を書かない』って、【やむを得ない事情】や【病気】で休む子と、素行不良(遊び・サボり)の子が、すべて【同じ欠席日数】になるわけで。(どうやって区別させるのか?)
しかも、不登校への負担軽減も怪しく、『欠席が多い理由について説明するために、自己申告書を提出』することができるって…逆に負担増えてませんか?
また、送る側はある程度【楽】にはなるでしょうが、選考する側は「欠席日数を聞く手間」「欠席事由を尋ねてもいいのか?」などの負担が増えるでしょう。
正直、毎日学校に通っている子への配慮は…?とも思うのです。
だって、その子も「嫌なことがあっても」「辛くても」我慢して休まずに頑張っているわけで。少なくても、加点してあげてほしいです。

