------Original Message------
花子です。
ねこさん私ははやく実家を
出て自立したいです。
働かざる者食うべからずですもんね。
------End of Message------
ねこです。
ねこさんの現実(信念)
をお話していきます。
自立は一人で生きていくことではなく
依存先を増やしていくことです。
これは熊谷晋一郎さんの言葉ですが
多くの人は自立=独り立ちという呪縛
により人に助けを求めることができません。
戦後生まれの人たちは自立とは独り立ち
することだといいますが、これは
消費を増やすための電通の政略ですよね。
子どもが自立して家からでていけば
当然家を借りたり買ったりします。
そして車も買います。電子レンジも
冷蔵庫もスマホも買います。結婚
して子どもができるとさらに消費が
増えます。
そういうことです。
この国策を真に受けた戦後生まれの人たちが
子どもや孫に自立!と叫んできました。
しかしどうでしょう。
今や彼らもシニア世代になり
年金に依存してませんか?
健康保険に依存していませんか?
医療従事者に依存していませんか?
子どもに依存していませんか?
自立=独り立ちする
というのは幻想です。
余白のある生き方をしている人は
必ず依存する人場所モノが豊富です。
逃げ場所がたくさんあります。
観察してみてください。
・疲れたから音楽フェスにどっぷりハマろう
・ATM男はほかにいるから恋に必死にならなくていいや
・関節の薬はきついので今日はこのサプリを試してみよう
・病気で働けないけれど今は障害年金とヤフオクでいいか
・親と絶縁したけど親友の家に寝泊まりできる
・ブラック企業だったら他の会社にいこう
このように逃げ道を作っているため
メンタルもフィジカルがぐらついても
安定が失われることが減ります。
逆に焦って生きてる人は
依存する人場所モノがほとんど
ありません。
自立=依存先(逃げ道)を増やしていく
これが令和のスタンダードに
なっていけばいいですね。
病に倒れ自立不全他人依存症候群に
なった人は依存先がとにかく
少なくなります。
親がいないと生きていけない!
抗うつ剤がないと生きていけいない!
配偶者がいないと生きていけない!
と生存欲求が脅(おびや)
かされてしまうためです。
なにかしらの障害をもつと、
意識しないと依存先が
限定されてしまいます。
依存先が限られていると
苦しいです。
ねこさんはホームレスも経験
していますがカッコつけの
浮浪者は人に助けてのシグナルを
出せません。
・プライドは自分を助ける烈風
・メンツは自分を滅ぼす死風
最終的に依存先を絶たれて覚醒剤や
強盗、闇ビジネスに手を染めて
犯罪者になるケースがあります。
ブラック企業を辞められないのも
精神状態が不感症になり依存先が
絶たれてしまうためです。
かつてねこさんが、
大きな公園で物乞いをしていたとき
外国人のクリスチャンが善意で
トマトや果物をよく届けに来てくれました。
PM3時30分過ぎ。
ねこさんはそれを欲しいがために
ジッと同じ場所で毎日待っていました。
最初は恥ずかしくて無言で
受け取ってましたが、
最終的には「ありがとう
またちょうだい」と言える
ようになりました。
(いろんなドラマがあった)
みじめですよね?
公園周辺の住民からは
嘲笑の的だったでしょう。
今思い出しても胸が痛い。
しかしそこから人に助けを
求めることの大切さを現場で
学びました。
絶望を経験すると人は
変われるのかもしれません。
接吻は待つのではなく囁やけばいい
社会や周りとの関係が
絶たれると依存症になります。
(ほかに逃げ道がなくなる症状)
・恋愛依存症
・薬物依存症
最終的にはエネルギーヴァンパイアです。
親子や夫婦が共依存になるケースは
社会と関係性が絶たれているのかも
しれません。
体や心に障害がある場合
意識しないと依存先が
限られて孤立していく
ことがあります。
孤立するとメンツが
肥大化していき、
助けを求められない関係性を
強化したり、無駄な貴金属を
買い漁る人もいます。
自立という言葉のまやかしを
信じて生きていくと依存する相手が
減っていきます。
そして最終的には自立ではなく
孤立にはまり、「見捨てられたら
生きていけない人」ができあがります。
貴方はどうですか。
他人に丸投げすると
いうことではありませんが、
しっかり助けを求められる
準備はできていますか。
追伸
人生は一発勝負ですが
人生は下書きでもあります。
幾度も編集できるはずなんだ。
誰もが老いさらばえていきます。
しかしどんな人でも
次の角を曲がれば
ハイライトが訪れる
可能性があります。
(ジブリのハイライト)
一人でしょっぱいドラマを
家でボーーっと見るくらいなら
どんどん依存先を増や
していきましょう。
生きてることは素晴らしすぎるはずだから。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
ねこ