秀山祭夜の部を観たなり〜 | うっきーマウスの食いだおれ七転八起

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今日はよく晴れて気持ちよかったねぇ。
暑いけど早朝にしか歩けないほどではなくて、散歩も気持ちいい。
昨日とは違うコースを歩いていたら、白い彼岸花も咲いてました。
九州以外ではあまり自生していないんだって。
赤い彼岸花と鍾馗水仙の自然交配で誕生したみたいで、種も出来ないので球根が必要らしい。
つうことは、この白い彼岸花は誰かが植えたってことなのかなぁ。

さて、秀山祭の夜の部ね。
演目は「雛鳥三番叟」「沼津」「京人形」「一條大蔵譚」。
もちろん仁左衛門さん十兵衛目当てで、Aプログラムのチケットを取りました。
↑幸四郎さんとダブルキャストだった。
仁左衛門さん80歳、もう1ヶ月通しで主演を演るのは無理なんだろうね。
まずは萬壽さん、雀右衛門さんと魁春さんの雛鳥三番叟。
↑魁春さん、正月の国立の時は心配したけどお元気だった。
ええーっ!?雛鳥!?
突然「3BBA叟」と文字が浮かんで来て、1人でクスッとしちゃったよ。
昼の部の染團辰のフレッシュさとは真反対のお姉様方。
面白い番組だね。
さすがにお姉様方、魅せて下さいました。
「踊りで魅せるって、身体能力だけじゃないんだなぁ」と思わせていただきました。
素敵でした。
次は沼津。
「2023年松竹座」で十兵衛・扇雀さん、平作・鴈治郎はん。
「2024年こんぴら」で十兵衛・幸四郎さんと平作・鴈治郎はんで観てる。
鴈治郎はんのあったかい平作もよかったけど、今回の歌六さん平作は隙がない、完璧でした。
歌六さんと仁左衛門さんが実は親子ってのも変な話なんだけど、お二人が演られると全然違和感がない。
舞台上に人間国宝2人、ありがたかった〜。
席はセンターブロック最前列。
仁左衛門さんの一挙手一投足見逃さないように食い入るように観てたのね。
最初の茶屋の場面で、仁左衛門さんが火種(縄製でペロペロキャンディーみたいな形状)を落としてしまったの。
↑アクシデントだと思われる。
もちろん火なんか点いてないのに、拾い上げながらフゥフゥ息を吹きかけて火が消えない小芝居をしてたのよ。
そう、普通に火種を落としたらするであろう動作をなさってたの。
それがまた自然でさぁ、感心しちゃった。
こういう細かいところまで気を配ってるのね?
すごいよ。
ええもん観せてもらいました。
いつまで観られるかわかんないけど、「付いていきます〜」と声を出しそうになったよ。
ハハハ。
次は京人形。
「2021年歌舞伎座」で左甚五郎・白鸚さん、人形の精を染五郎さんで観てます。
今回人形を時蔵さんが演ってみえたんだけど、そらもう文句なしですやん。
なんで、瞬きをあんなに長時間我慢出来ますの?
眼福、眼福。
時蔵さんは期待通りだったんだけど、思い返してみると染五郎さんもめっちゃよかったのよね。
だから、余計に次の「一條大蔵譚」が気の毒だったと思っちゃった。
なんだろ、染五郎さんの年齢的なこともあるだろうけど、今の時点ではハマらないのかも。
↑寺子屋で源蔵を見事に演じてたのに。
うつけ者を装って実はキレ者だった、というのが染五郎さんのキャラとは違ったのかなぁ。
ずっとうつけ者に見えたのよねー。
そして、そのうつけ者が硬い。
もっと柔らかくユーモラスに演るといいんだけど、余裕がないのかも。
一所懸命だったしめっちゃ応援してたけど、やればやるほどズレていくというかー。
ズレを戻せないでいるように見えた。
私は未熟でも若い人が成長していく姿を見るのが好きだけど、この配役に怒ってる人の言いたいことはわかる。
「2025年南座」で幸四郎さんで観てるんだけど、幸四郎さんはニンだから挑戦させたのかなぁ。
本人は望んでたのか?
とにかく染五郎さんが気の毒な気がした。
またこれが打出しだったのみも可哀想だった。
まぁ、それにしても、秀山祭(播磨屋)なのに、高麗屋祭みたいだったな。