納涼歌舞伎を観ましたなり〜 | うっきーマウスの食いだおれ七転八起

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もう9月なんやねー。
まだ30度超えの日が続いてるんだけど、散歩してると匂いが変わって来てるのがわかります。
夏が終わる匂い。
ここからはあっと間に年末になったりするんやろなぁ。

さて、9月になったのに、先月の歌舞伎観劇の記録残せていません。
八月納涼歌舞伎、一部とニ部を観ました。
まずは二部の「らくだ」「鬼神のお松」
「らくだ」は何度も見観てる演目。
「鬼神のお松」は62年ぶりの上演らしいです。
今回のらくだは片岡亀蔵さんのお兄さんの市蔵さんが演ってみえました。
らくだと言えば、亀蔵さん。
彼の当たり役だったのよねー。
随所に「亀、亀」というセリフが飛び交っていました。
今年の1月に「松竹座」でも観てて、私の愛する亀鶴さんが全身シュレックみたいな緑色のらくだを演られてたのよね。
今回の市蔵さんは黄色でした。
笹野さんが家主女房おいく役だったんだけど、歌舞伎座の舞台にいるのが全然違和感なかったのよ。
紙屑屋が勘九郎さん、半次を幸四郎さんが楽しそうに演ってた。
ただ、今回は端折ったのかな。
らくだがもっとあちこち連れ回される場面や、お菜が運ばれて来る場面があった気がするんだけど。
単純に笑って、相変わらず楽しい演目でした。
席は最前列の20番だったんだけど、(翌日と)間違えて18番に座ってしまったの。
私が悪いんだけどさ、でも、「2階と間違えてるんじゃないの?ここは特等席よ」みたいなことを言われてムッとしたわ。
うーーーん、言い方って、あるじゃん。
もっと角が立たん言い方出来んもんかのう。
自分も気をつけないと、と思った。
「鬼神のお松」は面白い演目だったよ。
なのに、なんで62年も眠ってたのかなぁ。
盲目の浪人・夏目四郎次郎・右近さんと暮らす妻のお松。
実は裏で大勢の手下を率いる女盗賊・鬼神のお松。
夫が浪人に落ちぶれる原因となった主家の宝刀「暁丸」を奪い返すために、武士を殺して持ってる刀を確かめるの。
なんで、歌舞伎では家宝の刀や軸や香炉をすぐ失くすんやろなぁ。
もちろんそんな上手いこと宝刀を持ってる人に当たるわけないよね。(笑
いやいや、殺さんでも確かめる方法はあるやん。
また殺してしまった旅の武士・歌昇さんは、夫の兄だったというね。
それも告白せずにシレーッとしてんだよね。
んでもって、夫の許嫁・米吉さんが現れたりね。
つうか、夫よ、あんた、松との間に子供もいてるやん。
しかも許嫁を廓に売ったお金で刀を買うんだけど、まんまと偽物を掴まされてしまうのよ。
ほんまにあんた物の役にも立たん奴やなぁ。
お松は子供を懐に入れて、手下を連れ夫の復讐と許嫁の救出に向かう。
何故か場所を知ってるんだよねー。(笑
許嫁に子供を預けて、夫の上司の悪い奴らと戦う。
って!なんで、許嫁も夫を寝とった女の子供を預かるねーん。
アホかいな。
思わず突っ込みそうになったわ。(笑
悪者を成敗して、上司が持ってた夫の刀も回収して、ついでに夫の目も見えるようになってめでたしめでたし。
最後にお松は大人しくお縄になる。
なんじゃ、この結末。
でも、私、この矛盾一杯の話嫌いじゃないわ。
勝手でいいよねー。
ハハハ。
納涼歌舞伎は三部制なので、ちょうどいい観劇時間で体も楽ちんだったー。
2階には役者さんのサインと一言が書いてある団扇が飾ってありました。

翌日、一部の「牡丹灯籠」の通しを観ました。
幸四郎さんが三遊亭円朝役でストーリーテラーを演ってました。
初めて観る演出だったな。
直近では「2023年南座」で玉三郎さんお峰、愛之助さん伴蔵で観てるんだけど、今回は右近さんお峰、伴蔵巳之助さんでした。
私が観たどの牡丹灯籠より、ドロドロしてたな。
誠実に生きなあかんとか、欲をかいてはいけないとか、なんちゅうか示唆的つうか。
メッセージ性の強い牡丹灯籠に感じたわ。
私はNHKでやってたお国に焦点を当てた牡丹灯籠が好きだったな。
席はセンターブロックの最前列でした。
納涼歌舞伎らしい演目で楽しかったな。