ズルイよなり~ | うっきーマウスの食いだおれ七転八起

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今朝早く実家に戻ってたねぇやんから電話が入りました。
「母屋の伯母が亡くなった」と。
この「母屋の伯母」というのはパパの兄嫁で、パパの入院中に暴言失言を繰り返し、挙句に法事で「椅子を投げて帰る事件」を起こした人ね。
覚えてらっしゃる方もいるかしら?
そう!あの強烈な伯母です。(笑
先週の日曜日に調子が悪くなって病院に運ばれて、今朝早く亡くなったらしいのね。
私がその知らせを聞いて一番最初に思ったことは、そんなに簡単に死なせてたまるか、でした。
たった1週間で逝っちゃうなんてズルイじゃん。
亡くなった人にこんなことを言うなんて、道徳的にどうかと思います。
思いますけど、私は敢えて言います。
もちろん私は悲しくもないし、惜しい人を亡くしたとも思っていません。
常識人の私がこんなことを言うのは、天に唾を吐くようで本当はものすごく怖いんだよねー。
でもね、言われてもしょうがない人間ってのも、また存在すると思うんだ。
治らない病を前に絶望的になってる人間に対して、面と向って
「その顔色はもう長くないなぁ」
なんて平気で言える人間に(生きてるときも死んでからも)、思いやりを持つ必要がある?
少なくとも私は持てないし、持つつもりもない。
だから、伯母が病に倒れたら、彼女がパパに言った言葉をそのまま言って「どう思う?辛いでしょ?」と聞いてみたかった。
それなのに!彼女は私にその機会を与えず、さっさと逝っちゃった。
ズルイよ。
彼女は、たぶん悪意があったんじゃなくて、何も考えずにあんなことを言ったんだと思う。
「あんたのその無知さが罪なんだよ。その無知が人を傷つける」と言ってやりたかったんだ。
言う間もなく彼女は逝っちゃった。
ズルイ。
勝手に逝っちゃった彼女に、めちゃくちゃ怒ってます。
本当にズルイよ。
彼女に徳があったのか、彼女と同類の人間にならなくて済んだ私に徳があったのか・・・。

さ、明日から通夜やお葬式やら忙しくなりそうです。
何事もなかったように実家に帰りましょうかね。
もちろんこんなことを思ってるなんて、内緒ね。ふふふ。