特別な夏。 | 鬱と毒 by cherniy

鬱と毒 by cherniy

鬱病を主とした複合的精神疾患と寄り添いつつ前進する日々を綴る。

今年の夏は、特別な夏だった。

昨年、逝った母の新盆。
そして、一周忌。
彼女は一族代々揃って、
ある巨大な新興宗教を信心していた。
その事は承知していた。
しかし、
私は嫁いだ先が真言宗で
丁寧に御先祖様供養するのを
目の当たりにしてきたので
今は菩提寺は無いが
近くの真言宗の御寺と
関わらさせて頂いている。
父が逝った以降は
父の再婚相手が外国人の
クリスチャンだった事もあり、
私は既に離縁した嫁ぎ先の
御先祖様の供養の方法で
彼を供養し
彼女を供養している。

そして今年の夏。

日常起こり得る様々な症状と
寄り添いながらも
我が家の仏壇の前に座る事が
必然的に増えた。
私は父と母の写真を
夏迄に手に入れて、
小さな一つの写真立の中に
彼と彼女に並んで頂いた。

幾度となく、
二人を眺めているうちに
「この歳で親の供養はキツイな。
一人は慣れてる筈なのにな」と
漠然と想い廻らせていた。
その時、
ハっとした。
「こんな思いを我が子達には
味わせたくない
そして、
「せめて、あの子達が今の私の歳を
越えて自分の世界を築く迄

「生きよう。」

丸5年の強い希死念慮から
生きる」事を
自分自身でもぎ取った。

父と母からの
ギフトかもしれない。

2013年。特別な夏となった。


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